Oracle Database 10g Express Edition 11.2

Oracle Database 10g Express Edition (XE) は、Oracle データベースの無料バージョンであり、アプリケーションを簡単かつ迅速に開発、デプロイ、管理する方法を提供します。小規模な開発プロジェクト、プロトタイピング、Oracle Databaseの学習と評価に最適です。

Oracle Database XEは、WindowsおよびLinuxオペレーティング・システムで使用できます。Windows XP、Vista、7、8、10、および Red Hat Enterprise Linux や Ubuntu などの一般的な Linux ディストリビューションをサポートします。

Oracle Database XEには、最低512MBのRAMと1GBのディスク容量が必要です。シングルプロセッサシステムまたはマルチプロセッサシステムで実行できます。ただし、最適なパフォーマンスを得るには、少なくとも 2 GB の RAM とデュアルコア プロセッサを用意することをお勧めします。

Oracle Database XEは、最大11の同時接続をサポートします。

Oracle Database XEには、Oracle Databaseの標準エディションと比較していくつかの制限があります。たとえば、最大 11 GB のユーザーデータのみをサポートし、サーバーごとに 1 つのインスタンスのみを許可し、パーティション分割や具体化されたビューなどの一部の高度な機能のサポートは含まず、データベースが使用するメモリの量を 1 GB に制限します。

はい、Oracle Database XEは、個人使用と商用使用の両方で無料です。

Oracle Database XEは、Oracle Webサイトからダウンロードし、インストールウィザードに従ってシステムにインストールできます。インストールプロセスは簡単で、完了するまでに数分しかかかりません。

Oracle Database XEは、SQL*Plus、Oracle SQL Developer、JDBC、ODBC、.NETなど、さまざまなクライアント・ツールやプログラミング言語を介した接続をサポートしています。データベースに接続するには、ホスト名、ポート番号、およびサービス名または SID を指定する必要があります。

Oracle Database XEには、Oracle Application Express(APEX)と呼ばれるWebベースの管理インタフェースが付属しています。APEXは、データベースの管理、表とビューの作成、SQL問合せの実行などを行うためのシンプルで直感的なインタフェースを提供します。Webブラウザを使用して適切なURLを入力すると、APEXにアクセスできます。

はい、Oracle Database XEからOracle Databaseの上位エディションにアップグレードすることは可能です。ただし、これには、データベースの上位エディションを再インストールし、XE データベースから新しいデータベースにデータを移行する必要があります。アップグレードを実行する際には、Oracle のドキュメントを参照するか、専門家の支援を求めることをお勧めします。